第2回ウクレレ・ピクニック・イン・ハワイに向けて 関口和之

ワイキキエリアから海沿いに西へ、アラモアナパークの先、ワードウェアハウスの海側にカカアコ公園はあります。普段から地元の人たちがジョギングやピクニックを楽しむ気持ちのいい公園です。
小高い丘の芝生の上に作られた特設ステージでウクレレピクニック・イン・ハワイ2009は開催されました。日本とハワイのミュージシャンたちが同じステージで演奏し、それを地元の人たちと日本から来た人たちが一緒に見る。午前中から日没まで、そこに流れる時間は緩やかで平和そのものです。
フードブースでお腹を見たし、海、空の雲、虹、夕陽などハワイの自然を満喫しながら、音楽の流れる時間をたくさんの人が共有する。ウクレレピクニック・イン・ハワイはハワイのライフスタイルそのものともいえます。
ワイキキ沖の海を一望するこの公園には、えひめ丸の慰霊碑が鎮座しています。1991年の忌まわしい事故の記憶とともに、心を痛め、遺族の皆さんの為に手をさしのべてくれたハワイの人たちの善意を忘れてはいけないと思います。
日本とハワイの音楽交流を目指したこの平和なイベントはえひめ丸事故のあとにめばえたハワイと日本の新しい絆を大事に育てて行きたいという思いから始まりました。平和な音楽を奏でる事が何よりの鎮魂であり、私達の祈りであると信じています。
第1回目の反響は大きく、日本とハワイのメディア、とりわけ地元ハワイのテレビや各新聞に大きく取り上げられました。遠くアメリカ西海岸やカナダ、オーストラリアのウクレレファンからもメールが届いています。
平和、友愛、家族愛、まさにハワイのアロハスピリットそのままであるイベントのメッセージが今、世界に広がろうとしています。
関口和之
